天水圍的夜與霧 我不賣身・我賣子宮
先月の東京国際映画祭で見たのはこの天水圍的夜與霧(夜と霧)くらいのもの。どうでもいいが、ずいぶん端折った邦題だね。
初老の香港男性が大陸妹と結婚。どうやら妻がいたらしいが、何とか折り合いつけたらしく若い大陸出身の奥さん(張静初飾)と2人の娘とで天水圍の公屋で暮らしている。
この男がサイモン任達華で、ダメさ加減が延々と描かれる。今や亞洲一不幸の似合う女・張静初の貧しい生い立ちも延々と描かれる。行き場のない男の鬱屈は暴力になって女に向かう。女は子供を連れてシェルター施設や深圳??に逃げるが連れ戻される。地域も警察も実家でさえあまりアテにはならない。
戻る場面で一瞬新界の輕鐵が出てくる。このLRT路線網と九廣西鉄のジャンクションの駅名も天水圍だ。
任も張もうまく、目をそらせたくなるような場面が続く。導演許鞍華の狙い通り??後味の悪い仕上がり。
シリーズであるような、ないようなテイストだが最初の天水圍的日與夜(生きていく日々)はチケットが買えず、見ていない。
画像は1997頃の任達華。下にサインがあるこのポラ(フジのフォトラマだけど)は老婆が何かの懸賞で当てたもの。
もっと若い頃は森田健作似でもあった。
とんでもない役もこなしたが、喋血街頭(ワイルド・ブリット)の白装束が老生は好き。
最近はジョニーの杜さんチームの常連だが、本作では怖い怖い怖い。
これを見て思い出したのは、DVDで見た性工作者2我不賣身・我賣子宮。福岡国際映画祭では「崖っぷちの女たち」の邦題で上映されたらしい。
香港男を追って越境してくる女と、かなりの歳の性工作者(工作はノリとハサミではなくてお仕事の意)が交差する。こちらの方は女性のたくましさに焦点を当て、コメディの味付けがある。これも1作目の性工作者十日談は未見。
こちらでも性工作者鐘鐘(プルデンス劉美君飾)の馴染み客の老強が大陸で若い女性と結婚しかかる。この男がなんと馮克安。悪い満人が定番だったが、なんかカワユイおっさんになってる。
エンドクレジットの画面を見ると、騙したらしい鐘鐘と暮らしているような雰囲気。紆余曲折の後、小さな幸せを掴んだのであろうか。日本語字幕ないのでよくわからん。
そういえばアンソニー黄秋生の保険屋が暗恋??の、大陸から来たドクター李はジェシー孟廣美。李莫愁の李なのか。この二人、ハムナプトラ3(木乃伊3)で軍閥と愛人??部下??で共演してましたな。
本邦でも悪い気起こした(であろう)熟年男が巻き込まれる事件が相次いでおるが、まあ女性とは関わらぬが吉。季節外れにもう一花咲かせようなどと、夢にも思ってはいけないだろう。


































































