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2018年11月 9日 (金)

筒井康隆展

老生が見物してから少々日にちが経ってしまったが、世田谷文学館の筒井康隆展(1209まで)に触れておこう。

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ちょっと前に飛田給に行くのに、井の頭線経由にしたところ悪くなかったので、踏襲。1編成だけ走っているレインボーカラーの渋谷側1779編成にも出会えたし、よかったよかった。

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芦花公園駅の南側に出ると、世田谷文学館の案内板ができていることに気づく。

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展示は編年的な軸があって、なかなかわかりやすかった。筒井編集時代の面白半分でタモリのページが白紙だった回(197709号)が印象に残っている。そういえば編集人だったT師とも、よく飲んだ時期があったことを思い出す。それにしても世田谷と何かつながりがあるのだろうか??

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それはそれとして、毎度ご近所Y博士と、南口忠やへ。

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赤ホッピー初めてかも。

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ツクネ旨し。

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レバーはタタキで、チーズはフライで。よく飲んだわい。

<おまけ>
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帰路、京王新宿で見た左9708と右7874の連結部。滅多に利用しない路線なので異形式の連結が物珍しく感じられる。

2018年11月 4日 (日)

石神井公園、大泉学園

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富士街道沿い、練馬区役所石神井庁舎並びのこのビルは入口の標識??を見ると豊田園ビルだが、取り壊しが決まった模様。掲出されている建築物等の解体等の作業に関するお知らせによると、事業場等名称は石神井公園ハイム解体工事、発注者は石神井公園ハイム管理組合となっている。重慶大厦の中にゲストハウスがあるように、豊田園ビル内に石神井公園ハイムが含まれているようだが、よくわからぬ。

豊田園は既に移転しているとの告知があった。その豊田園は、お茶と海苔の…というオーニングがビルに残っており、乾物店だったことがわかる。以前、練馬区郷土資料室で見た石神井村名勝絵葉書に、石神井村豊田園(豊島城址)というものが何枚かあった。キャプションに大正5(1916)年石神井村の地主・豊田銀右衛門が開園云々と記されていた。豐田家は庭園、野外施設を経営していたのだ。

同時期に開通した現西武池袋線石神井公園駅前の石神井火車站之碑裏面の敷地寄付者名には豐田姓の人物が数名刻まれている。地域のリーダーだったのだろう。さて、このビルが撤去されれば富士街道が拡幅されよう。最大のネックであった石神井公園1号踏切は連続立体化で除去されたが、この辺では道幅の狭い個所が残っている。

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こちらは連続立体化の対象にならなかった、大泉学園駅直近の石神井公園10号踏切。何か動きがありそう、と0918に記したが、その後、海側の交差点局所改修事業用地(画像左)にあったグリーン金網の大半がなくなっている。

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夜間工事が終わったら、また見に行かねばの娘。

2018年10月30日 (火)

中国映画週間

今年の中国映画週間はメイン会場を恵比寿の東京都写真美術館に戻して開催された。

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老生は灰色だった空を見上げ、僕らは明日に向かう(拿摩一等)僕はチャイナタウンの名探偵2(唐人街探案2)南極の恋(南極之恋)恥知らずの鉄拳(羞羞的鉄拳)ルームシェア~時を超えて君と~(超時空的同居)戦神紀~チンギス・ハーンの物語~(戰神紀)プレイヤーAorB(幕后玩家)ニセ薬じゃない!(我不是薬神)を、この順に見た。

まず灰色だった空を見上げ、僕らは明日に向かう。大都会上海で暮らす男女が結婚目前といった様子だが、男がデザイナーの職を失い、黙って帰郷してしまう。実家が結婚式プロモーター??で、地域でその家業を手がける。追ってきた女と地に足の着いた生活を始める―といった流れ。男の楊玏は石原良純を細面にしたような感じ。初めて見たと思うが、今回のルームシェアでは不動産のセールス??やってたようですな。女は邱林。

男の実家は母方の家らしく、爺さん(徐才根飾演)と婆さん(帰亜蕾)が一緒に暮らしている。この爺さんがなかなかよい暮らしぶりで、庭の木の実を取ったり古本を読んだりして日々を過ごしている。わしもそのように、その時を迎えたいものじゃ。

最初に水郷の町(湖州??)に帰郷するところで、和諧号登場。そんなに興味があるわけではないが、中国の(ある地方の)結婚式が何回も見られた。あと邦題なんかどうでもいいが、あまりよいタイトルとは思えない。閉幕式で誰かが拿摩一等は、どっかの方言でNo.1の意と言っていたかと思うが、どこが灰色の空か??

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閉幕式の(たぶん)邱林と阿年導演。邱林は本編で見たときは若い頃の内田春菊似と思ったが、ちょっと違う。ただし本人ではない可能性がある。一度にいろんな芸人が登壇(段差はなかったが)したので、観客も分からなくなってしまう。違っていたらゴメン。

僕はチャイナタウンの名探偵2は一転して、やたら喧しい映画。僕はチャイナタウンの名探偵(唐人街探案)の続編、前回は泰の唐人街が舞台だったがニューヨークにパワーアップしている。前作同様、唐仁(王寶強飾)と甥(本人はイトコと言い張る)の秦風(劉昊然)コンビが主役。失踪した妹を探しているというチャイナ人宋義(肖央)と事件の真相に迫る。

今回はNY唐人街のボス七叔(曾江)の孫が殺される。その犯人を捜せ、ということで世界中から名探偵(ネットの推理ゲームで高得点の人たち)が集められる。ボスも高齢で、自分の命がある間に犯人を捜して証拠を示せば500万ドルの賞金が出るが、死ねば遺産として教会に寄付するというのがルール??

NYの女警察陳英がナターシャ・リウ・ボルデッツォ劉承羽。唐仁の師父で莫家拳館館主莫友乾が元華。色ボケてて姑娘と言って秦風に迫ったりする。“武痴”王寶強の他に、劉も元もいるのに、功夫シーンがないのが寂しい。日本代表は妻夫木聡で、顔もよく分からなかった刺客聶隠娘よりはマシだが、まあ出番は少ない。泰にいるはずの女朋友佟麗婭も一瞬登場。

存外よかったのが南極の恋。極地の結婚披露宴を商売にしようという呉富春(マーク趙又延飾)がチャーターしたらしい飛行機が遭難。呉と同乗していた高空物理研究者の荊如意(楊子姍)は脚を骨折するも生き残り、パイロットと法国の女性研究者は事故死する。

チャイナの基地の出先の小屋にたどり着いた富春と如意は、乏しい軽油と食料でサバイバル生活を始める。何だか冬眠飛行の宇宙船の中で2人だけ目覚めてしまった、パッセンジャーを思わせる展開。絶海の孤島のような世間から隔絶したシチュエーションに、男女を放り込む映画はいろいろあるだろうね。今回のカップルは、かの趙薇監督作So Young(致我們終将逝去的青春)のお2人。

如意は識字階級だが、富春は拝金チャラ男。しかし生き残るための体力があるのは富春の方。というわけで、男は女の指示に従い、近くにあるはずのチャイナの基地を探して歩く歩く歩く歩く。如意は南極についての地理、気候の知識ばかりでなく、人体の生理や古典についても造詣が深いようだ。そして富春もチャラ男から成長してゆく。

助かった2人が結ばれるような、ハッピーエンドは用意されていない。邪推だが楊子姍が今後のマーケットを考え、助かって人の妻になっちゃうよりは、氷雪に抱かれて永遠に眠る乙女を選んだのではあるまいか。

これも邦題で損しているような恥知らずの鉄拳は入れ替わり譚。このタイプもいろいろあり、超常現象として説明を拒むものから、手術を含む一応の説明を試みるものまである。いずれにしても息子役の役者が父親役を演じたり、女が男みたいに振る舞う(入れ替わりなので逆も見せる)のがキモ。

本作では格闘家艾迪生(艾倫)が、雷撃をきっかけに女記者馬小(馬麗)と入れ替わる。艾迪生には挫折した過去があり、八百長として馬小に追いかけられもした。

艾迪生の再生の物語でもあるので、よくわからん武術の一門でビラ配りの訓練をするなど、練功の成果をオクタゴンにぶつける。まあ友情(後付け)、努力、勝利といった王道ストーリーですな。

ルームシェア~時を超えて君と~は、本当にそれで辻褄が合うのか、老生の理解力でついて行けなくなるタイムトラベルもの。佟麗婭がかわいいから辻褄なんかどうでもいいけどね。2018年の女谷小焦(佟麗婭)は、ちょっとした詐欺に遭い、古い部屋に移ることになる。そこは1999年とつながっており、そちらには建築関係の仕事をしている男陸鳴(雷佳音)が暮らしていた。

恋愛関係になるが、20年の違いからドタバタが起こる。懐かしいWindows98の画面やNokiaの携帯などを見ると、こちらも気持ちだけ若返る。答を知っている宝くじなんかは当選しない。一瞬タイムパトロールのような人々が見えたりもするし。2人の他には出前パフォーマンス麺屋が徐崢、小焦が働くブティック??の店長が陶虹。

パッとしない男陸鳴も2018年の世界では陸石屹として、不動産だか都市開発だかの分野で成功している。鳴がその石屹になるかどうかの分岐点で、暗黒面に墜ちないでよかった。

戦神記~チンギス・ハーンの物語~はチンギス・ハーンが蒙古、元帝国建設へ進み出す前のお話。なんと冥界の王と闘っていたんだね。テムジン後のチンギス・ハーンはウィリアム陳偉霆、許婚のボルチェが美人魚珊珊の林允。胡軍が冥王の手下の魔王。いい大人が云々すべきものではない。

プレイヤーAorBはチャイナ映画で珍しいサスペンス風味。ノワールっぽく始まるが途中で転調、人情話風に終わる。

主人公の鍾小年(徐崢)は巨富を築いたが、合法的な手段だけで階段を上ったわけでもなさそう。最初にM&Aなどマネーゲームの場面があり、共同経営者らしき男とも一枚岩とはいえない様子。その過程でボスだった曾広文を自殺に追い込む。自殺の場面だけの曾はサイモン任達華。

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そんな鍾だが、妻の魏思蒙からは離婚を切り出されている。思蒙は王麗坤、蜘蛛精で顔がわからなかった西遊記2妖怪の逆襲や、プラハの留学生だったあの場所で君を待ってるに比べれば大人っぽく感じた。が、上映後の舞台挨拶(画像)では、ヒザ小僧効果か結構若く見えた。化けるから女優なんだが。どうでもいいが閉幕式では一人だけ赤のパンツスーツで目立った。ヒザ小僧は見えなかったけど。

本題は鍾の受難だ。目が覚めると屋敷の自分の部屋に監禁され、外部と連絡ができない状態。犯人とのやりとりはAorBの選択のみ。時々映し出されるTVニュースで、外界で自分がどのように伝えられているかがわかるが、もちろん立場は悪くなる一方。そこから財産を取り戻し、汚名を雪ぎ、さらに妻を救うための闘いが始まる。

結局、監禁犯の動機は曾の自殺に遡るのだが、これも最後の最後で暗黒面に墜ちないでよかった。小年と思蒙の夫婦も、離婚だと騒いでいたのが、来世でも夫婦になりたいなどと語り合っておる。

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ニセ薬じゃない!も徐崢(画像は上映前挨拶)主演作。しがない、かつ怪しいドラッグストアの店主程勇に扮して大活躍。店の家賃も払えない程勇だが、ある白血病患者から印度の薬の輸入を頼まれる。瑞士製は高価で貧しい患者には、印度製のジェネリックが生命の綱だというのだ。

程勇は印度に渡り、仕入れルートを確立(まあ密輸だ)。最初に接触してきた呂、患者のネットを主宰するダンサーの劉(娘が患者)、出稼ぎの黄毛、印度側と英語でやりとりできる劉牧師とチームとなって、困っている患者に印度薬を流すようになる。

こうした動きに、瑞士および国内販売権を持つ代理店が猛反発。警察を使って取り締まろうとする。実際に担当するのが曹斌(周一圍飾)で、程が別れた妻の弟でもある。捜査の過程で制度の矛盾に直面した曹は、結局警察を辞めることになる。

一度は、この商売から手を引き縫製工場かなんかに転進した程勇だが、その後がうまくいかない。金儲けだけではなく侠気もないと、続かないのだろう。困っている患者の声に動かされ、再び印度からの輸入に乗り出す。患者には喜ばれるが、今度は捕まり入牢することとなる。刑期を終える頃には制度も変わり、ヤバイ橋を渡らなくても患者は安い薬を手に入れられるようになっていた。

実話を元にしているとのこと。その事実に迫力があるので、映画として料理しやすいのか、逆に難しいのか??文牧野導演の長編第一作だそうだが上手だね。なかなかいい奴の役で周一圍が得している。

2018年10月28日 (日)

西武の新型特急車

日立笠戸から西武の新型特急車が甲種で来るというので、新秋津に見物に。

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JR貨物の牽引機はEF652101。山陽本線の復旧を待って、この時期になったのかもしれませんな。

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こちらが池袋方先頭8号車。見た通りのアルミ車8連で、窓の天地寸法が大きいように思える。

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8号車にレオ人形が添乗しておった。

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以前は8連や最長10両の特急レッドアローも走ったが、現在は7連に統一されている。地上設備など8両対応が必要になる。

画像は池袋駅7番乗り場から見た奥の特急ホーム(1026)。見たところ手前の7番側に上下向きの進路指示器と、場内信号の基礎ができているようだ。レッドアローから1両分くらいあるので、試運転程度はこなせるだろう。

<1029追記>
西武鉄道HPの1029付けリリースによれば、車両形式は001系、愛称はLaview (ラビュー)とのこと。

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リリース添付の画像を見ると前面扉を備え、たぶん地下鉄乗り入れが可能。また8両1編成の定員は422席で、406席とされている現行ニューレッドアローよりは若干増えている。まあ1両増だからね。2018年度中に2本、2019年度は5本揃える考え。

2018年10月23日 (火)

保谷

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西武池袋線保谷電留線北側の塀が、一部を残して撤去されている。
西武がいうところの保谷駅北口土地の大規模開発事業については、画像の社員寮の建設が中心だが、付帯して道路(画像の新設電柱まで拡幅か)、公園(開発区域の6%)の整備を構想している。

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北側の道路からは保存車両E12、5号蒸機がよく見えるようになった。北口土地の最終形はわからない。

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保存車両たちを反対側から見ると、襤褸を纏ったような状況がよくわかる。屋根を付けてやればいいのに。

2018年10月19日 (金)

飛田給方面

諸般の事情から飛田給方面で、ほぼ1日汗を流す。

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老生の住まいする西武池袋線方面からは、複数のルートが考えられるが、複数あるということはどれも行きにくいということだ。

また行くこともあるだろうが、初回の今日は西武池袋線保谷駅からバスで吉祥寺へ。井の頭線で明大前に出て、京王線で行くこととした。井の頭線の吉祥寺は櫛形の構成。画像左が吉祥寺方1707編成、右が乗った1715編成で急行渋谷行き。

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急行電車車内から撮影した1707編成の中間3号車のナンバー。サハ1507だったのを電装してデハ1057としたのが歴然。編成として2M3Tだったものが3M2Tにリニューアルされた。VVVF初期には電動車を極力減らそうという発想だったが、その後ある程度電動車を増やして冗長性を持たせるようになってきた。

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世田谷文学館以外あまり来ない京王なので、いろいろ撮影。画像はつつじヶ丘下りホーム下り端。行き届いたお願いですな。

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新宿方から見た飛田給。下りは片ホームで上りが島式2線の構成。保谷の上下を逆にしたような感じだ。2000年代になって、対向式2面2線から、現在の2面3線になった。

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下り方を眺めると、中線と下り線が連絡できなくなっている。想像だが踏切道の拡幅か何かで、ポイントを下り方に移動しているのではないか。

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味の素スタジアム遠望す。今は味の素スタジアム前が飛田給の副駅名。

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武蔵野の森総合スポーツプラザ。こちらはサブアリーナ。

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毎度毎度、奮闘努力の甲斐もなかった件につき、駅前の膳と宴にて深く反省。

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ヤキソバに紅ショウガたっぷりで嬉しい。

<おまけ>
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帰路、京王新宿で見た左八王子方7705と右7855の連結部。八王子方6連+新宿側4連の10両。この編成は固定的なのか鉄道ピクトリアル201408臨増【特集】京王電鉄でも、セットの編成図が掲出されておる。

落成時期の差が外観に反映されており、左7705はコルゲートの鎧に身を包み、急行灯も独立、ホロ座も辛うじて見えている。さらにこの車両には防犯カメラが設置され、画像にはないが窓のシールで、その旨告知している。右7855はコルゲートがビードになり、急行灯も一体型、やや女性的になったように感じる。

2018年10月12日 (金)

午後から充実

いろいろ行きたいものが重なって、午後から出かける。

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まず旧新橋停車場鉄道歴史展示室の没後20年工業デザイナー黒岩保美という企画展を見物。鉄道分野のデザイナーとして草分け的存在として知られるが、背景に日本画を学んだ日々があるとのことだ。鉄道画家としても多くの作品があり、装幀、編集の分野でも活躍した。いつも思うが、絵の上手い人が羨ましい。

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我が家にも何点かあった宮脇俊三文 黒岩保美絵の月刊たくさんのふしぎ。文と絵が豪華な組み合わせだね。子供たちに読ませたはずだが、鉄分希薄に育ったようですな。

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リコーイメージングスクエア新宿で1015まで開催の風間克美写真展地方私鉄1960年代の回想へ。地方私鉄をテーマに、モータリゼーション以前の時代を切り取っている。

写真展と同名の写真集(上下)を眺めると、単行の電車や小さな機関車が牽くデコボコ編成列車、木造橋やドロ軌道といったものが目を惹く。脇役であるはずの、オート三輪やボンネットバス、旧規格の軽四輪も楽しい。

そうした被写体ばかりでなく鉄道のありようも、この頃は多様だった。例えばその後、石油精製過程や排煙脱硫で発生してしまうようになる硫黄も、この頃は鉱山で採掘されており、それを輸送する鉄道が存在していた。老生には軽井沢で草軽から国鉄に柱状の硫黄を積み替えているのを見た記憶がある。参詣鉄道や温泉電車の類も、バスやマイカーに置き換えられただろう。

鉄道だけではない。人の姿も変わった。写された人々は携帯、スマホを持たずに前を見ている。PETボトルの飲料もない。駅前に大衆食堂はあっても、ファミレス、コンビニはない。1960年代なんかオンリーイエスタデーだと思ってしまうが、今の日本(特に東京)から見れば異郷だ。

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そうした場面を捕らえたのが、主にフジカ35-EE。当時のレンズシャッター機としては大ぶりで、やや広角の45mm f1.9を備えている。このレンズがよかったのだろう、以前読んだ写真工業誌にレンズ欺くべからず―という巻頭言があったことを思いだした。

各地の中小私鉄を撮影したのもすごいが、それらを整理保存するというのもなかなか真似できないことだ。写真集のカットに使われている乗車券類は老生もいくつか持っているはずだが、はてどこにあるのか。

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さて、新宿に行くことがあったら撮影しておこうと思っていたのが、この新宿の目。ここが1階なのか地下なのか、よくわからんがスバルビルの外壁に相当するのだろう。そのスバルビルが解体工事中で、何らかの影響があるかもしれない。この目に見守られて通勤した時期があった。

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スバルビル外観。富士重工業(現SUBARU)の本社ビルだったが、今は小田急が所有、SUBARUは恵比寿に移転している。

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そして大江戸線で練馬へ。最近練馬飲みはここ筑前屋。

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昔の仲間と、まずビール。

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ネーミングが気に入っているタカラリッチ。

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ついこの前まで、あんなに暑かったのに、もう鍋。

2018年10月 8日 (月)

保谷

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1008午前中西武池袋線保谷電留線の脇を通ったら、いつもは池袋線で見ない飯能側38102編成が。ぐでたま編成が現在新宿線で愛嬌を振りまいているらしいが、そのことと関係あるのかないのか。

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どういうわけか正面ナンバーのうち1と0が異常に白い。側面の表示や、編成反対側の38802は普通に見えたのに。

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ところで西武は保谷駅北口土地に地上5階の社員寮を建設中だが、躯体は5階までできた模様。

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たぶん台風で養生がやられた保存車両たち。まあ0809辺りの画像を見ても、E12の前照灯が飛び出てたりしてたけどね。

2018年10月 6日 (土)

クレイジー・リッチ!

話題のクレイジー・リッチ!(クレイジー・リッチ・アジアンズ我的超豪男友)をヒューマントラストシネマ渋谷で見る。

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アメリカで暮らす実は超リッチなアジア系男性ニック楊力(ヘンリー・ゴールディング飾演)と、そうリッチでもないアジア系女性レイチェル朱瑞秋(コンスタンス呉恬敏飾)のお話。楊が、親戚だか幼馴染みだかが結婚式やるんでシンガポールに帰るが、家族にも紹介したいので一緒に行こう、と朱を誘う。楊は一家が超弩級の金持ちだと明かしていない。

ファーストクラスでニューヨークからシンガポールに飛ぶんだが、画面のアニメ??見てたら、どうやら大西洋回りで飛んでいる。殆どヒコーキに乗ったことがない老生は、アメリカからアジアへは太平洋回りだと思い込んでいたのでびっくら。東海岸からだと、こうなるのかね。4発機の後ろ姿が見えたが、こういう大型機だとどんな洋上も飛べるんだろうね。

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タイトル通り狂ったように金のある一族で、おばあちゃんが月下美人の開花を愛でるためにゴージャスなパーティーを開いたりする。月下美人なら、石和温泉のホテルで見たことあるぞ(20000929)。

そんな一家を仕切るのは母のエレノア楊宋(ミシェル楊紫瓊飾)。これが息子の女朋友に意地悪な、絵に描いたような鬼母。性格が悪いわけではなく、朱が基準に合わなかっただけなのだが。彼女も義母との間に軋轢があり、息子は義母が育てたらしい。このおばあちゃんが團圓などのベテラン、リサ盧燕。パパは出張中とかで出てこない。朱もシングルマザーに育てられており、本作は父親不在世界。

王子さまをかっ攫う朱に対して、楊の周囲も陰に陽に嫌がらせをする。八方ふさがりでアメリカに帰ろうとする朱だが、なぜか現地に親友がいて、彼女のサポートで徐々に戦闘モードに入っていく。この辺りがバナナ(黄皮膚だが中身は白人)なのかも。

ハリウッド映画なので見る側もアウェー感に包まれる。主要な役者でわかったのはミシェルさんの鬼母と、盧燕のおばあちゃんだけ。ハングオーバーのケン・チョン鄭肯が服着て出てたが、一瞬のことであった。ハングオーバーのテーマであった独身パーティーは本作でも重要な場面だが、本作の方が超ゴージャス。コンテナ船(に見えた)借り切っちゃうんだからね。後でプログラム見てハリー・シャムJr.岑勇康も出てたと知った。ニックの友人辺りだったろうか。青冥宝剣でミシェルさんと共演していた。

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一種クライマックスは鬼母と麻雀する場面(プログラムから。右側は次ページ、左下は別画像)。ミシェルさんたら、麻雀してる時でも沈肩墜肘できてて恐ろしく姿勢がよい。左手の緑指輪は重要な小物。これを含めてだろう、「ミシェール・ヨーだけは自分のものを身に着けていて、とてもゴージャスだったわ!」とプログラムの中で衣装担当が語っておった。ゴージャスなミシェルさんは満喫したので、闘ってる(ようなビジュアルを見た)張天志を早く見たいものじゃ。

最後の最後に見慣れたエコノミークラスの搭乗風景を見て、目と心が和んだわい。

2018年10月 4日 (木)

フェルメール展を見て~

20181005~20190203の間上野の森美術館でフェルメール展が開催されるが、某方面のお陰で内覧会に行くことができた。厚意謝すべし。

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看板真ん中よりちょい右、RMの下辺りの赤い帽子の娘と、右下のワイングラスが今回本邦初公開。赤い帽子~は会期途中までの展示、右上の取り持ち女は途中から展示で今日は見られない。なお9/35は日付ではなく35点現存するとされる作品の内、9点を展示の意。ただし本日展示は8点である。

老生が入場した時間は、さほど混んでもおらず、よく見えた。本番は日時指定入場制とか(入場時刻が指定される)、何時間も待たされるよりはマシだろう。

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つい、新橋地下世界に顔を出してしもうた。

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